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トレーニングにおける総負荷量(ボリューム)という考え方についての素人考え

 

トレーニングを行ううえで、トレーニングのメニューをどう組み立てるのか悩みます。

ここで言うメニューとは、8回3セットとか5回5セットとか。

最近は10回10セットといった、なんちゃってGVTでトレーニングするか、もしくは10回5セットで限界となる感じでトレーニングしています。

しかし、筋力アップ、筋肥大に効果的なトレーニングを調べていくと、どうやら「総負荷量(ボリューム)」が一番重要らしいのです。

参考にしたのはコチラ。

www.rehabilimemo.com

 

 

総負荷量=重量×回数×セット数

総負荷量でトレーニングメニューを組み立てるとします。

ここではダンベルプレス。

今までで一番重い重量は22.5kgで、8回3セット狙いでした。

これを週2回ほど行うとすると

22.5kg×8回×3セット×週2=1,080kg/週

となります。

仮に週3回のトレーニングでは1,620kgです。

それに比べ、現在の10回10セットだと重量が15kgなので

15kg×10回×10セット×週2=3,000kg/週

となり、22.5kgでのトレーニングに比べて2~3倍ほどの総負荷量となります。

あくまでも単純な計算・比較なのですが、1週間単位でトレーニングを考えると15kgで10回10セットを週2回で、十分なトレーニングになる計算です。

 

低重量・高回数・高セット数のメリット

RM法での考え方としては

筋力アップ:1RM~5RM

筋肥大:6RM~12RM

持久力アップ:13RM~

(数字は大雑把です)

といった感じで、1セットあたりの回数を設定する場合が多いと思います。

ちょり坊も、RM法によりダンベルプレスで22.5kgの8回3セット狙いをしてました。

しかし、この方法では肘や肩が痛くなることが多く、日々「寄る年波には勝てないな。」と悲しくなるのでした。

しかし、最近の15kgの10回10セット狙いでトレーニングすると、肘や肩の痛みから解放されたのです。

(若干の痛みは出るものの、すぐに治る)

もう一つ、重量が軽めのために安定したフォームで、最後までトレーニングが出来るんです。

やはり年齢とともに、高重量を扱うことで生じる関節や腱のダメージは大きくなり、その疲労回復にも時間が掛かります。

そういった面で、低重量・高回数・高セット数のトレーニングは、怪我を防ぐという意味で、メリットが大きいと言えます。

 

デメリットもある

考えられるデメリットとしては、重量に慣れない点です。

現在は週1回のベンチプレスを行っていますが、その記録も伸ばしていきたい。

そう考えると、重量を狙うことも大切なトレーニングなのですが、ベンチプレスでも低重量・高回数・高セットだけを行っていては、記録が伸びないと思います。

筋力は筋肉の大きさに、重量に対する神経の慣れが加わってその力を発揮します。

というか、脳からの指令が神経を通り、筋肉に伝達されなければ筋肉は収縮しません。

神経系の発達とは、より多くの筋肉と神経が繋がることだと言えます。

神経系を鍛えるためにも、ベンチプレスでは出来るだけ重量を追っかけたいですね。

 

児玉大紀選手の言葉

ベンチプレスをするようになって、それらに関連する動画もよく見ています。

その中で一番影響を受けたのが児玉大紀選手の言葉です。

曰く

「出来るのであれば、どれだけやってもいい。」

「練習量は多ければ多いほどいい。」

と。

ベンチプレスの世界王者である児玉大紀選手によると、トレーニング頻度とかトレーニング時間とか、一般的な話とはまるで違う。

まぁ、筋肥大やボディメイクといった話ではなく、あくまでもベンチプレスが強くなるための方法なんだけどね。

しかし、出来る範囲でたくさんトレーニングするべし!というのは、反復練習の重要性と、トレーニングの総負荷量の重要性を意味するのではないか。

そう思うわけです。

そう考えると今のトレーニング方法も、あながち間違いっちゃいないのかな?とね。

 

総負荷量(ボリューム)まとめ

1週間あたりの総負荷量を基準とするトレーニングの有効性は、自分の身体に合う・合わないも含めて、これから検証していきたいと思います。

ただ、重量の設定は注意が必要かもしれません。

GVT法でも、MAX重量の60%程度の重量設定を行うので、これを50%以下とかで設定してしまっては、あまり効果的ではないように思えます。

また、10回10セットは少しやり過ぎな感も否めないので、種目によっては10回5セットあたりを基本とするのもあり。

とにかく、怪我をしないことが一番重要ですから、重量控えめにボリュームで鍛えていきたいと思います。

「無事之名馬」