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荒川上流ナイトゲーム、本気でハクパターンを攻略!攻略に覚えておくべき5つのポイント

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今週はナイトゲーム3連戦の予定で、初戦は荒川本流&埼玉小河川に出撃するも、残念ながら結果はボウズ。

2戦目こそは!と荒川本流1本に狙いを定めて出撃してきました。

現地に着くと、そこに広がるのは攻略が難しいとされるハクパターン!

ハクの群れにシーバスが喰いあげているではありませんか。

こ、これは今日もボウズなのか・・・

実はハクパターンの攻略は苦手としていて、真面目に取り組んだことがありませんでした。

しかし、今回はハクパターンであることを想定していたので、本気で攻略してやりました!

 

ハクパターンとは

ハクとはボラの稚魚のことで、その大きさは数cm程度。

そのハクが群れを作って生息しているのですが、その群れをシーバスが狙っているのがハクパターン。

ハクの数は膨大で、シーバスも1個体を狙うというよりは、群れごと狙う感じだと考えればいいでしょう。

ただ、ベイト自体が小さいので、大きなルアーでは釣ることが難しいのです。

それに岸際の浅い場所にいることも多く、レンジ合わせも考えなければなりません。

マイクロベイトにはマイクロベイトに合ったルアー選択が必要なのです。

 

ハクパターン攻略の5つのポイント

ハクの群れに着いたシーバスを釣るためには、いくつかのポイントがあります。

実は今まで、真面目にハクパターンの攻略をしてこなかったのですが、今回の釣行では真面目にハクパターン攻略と向き合ってきました。

その中で、ハクパターンに必要なことが見えたので紹介したいと思います。

その1:マッチ・ザ・ベイト

ハクの大きさが数cmということで、ルアーもベイトに合わせた大きさにするのがベター。

どうしてもシーバス用のルアーとなると、一般的には7㎝くらいからでしょう。

しかし、それではダメな場合の方が多い。

事実、始めに使っていた7㎝クラスのルアーでは、全く反応が得られませんでしたから。

ただ小さすぎても、ハクの群れにルアーの存在が消されてしまうので、どこまでサイズダウンをするかが1つ目の鍵になります。

その2:レンジ

ハクの群れが辺り一杯に広がっているのであれば、ルアーのレンジをシビアに考える必要は無いでしょう。

ハクのレンジが表層なので、表層を攻略できるルアーであれば問題はありません。

ただ、ハクの群れが岸際に集中している場合、その水深が非常に浅く、攻略の前に根掛かりとの戦いになってしまうケースも。

そのような場合、水深20cmといった場所を攻略できるルアー選択も必要です。

その3:ルアーの波動

ベイトの数が多いので、シーバスルアーを見つけてもらうため、強烈にアピールすることが必要になってきます。

ここでは、ルアーに対する「スレ」はあまり気にしなくても大丈夫なので、波動が強いルアーがいいでしょう。

シンペンのようなタイプより、ミノータイプの方が効果的だと思いますね。

その4:ポイントの水深

ハクパターンの難しいところは、時合いが短い点です。

特に河川の場合、水深の変動に合わせてベイトが移動したりするため、時合いが30分で終わってしまうこともあります。

そのポイントにおいて、一番ハクの群れが集まる時間帯、というより水深をチェックしておく必要があります。

ですから、一番減水した状態を下見しておくといいでしょう。

小さな地形変化から、ハクが集まりやすい場所をチェックしておけば、シーバスの動きも分かってきますからね。

その5:タックル選択

最後にタックルについて書いておきましょう。

上記の4つから、ルアーは小さく軽いものにならざるを得ません。

ですから小さく軽いルアーがキャスト出来るタックルを選択しましょう。

正直、ハクパターンの場合にはシーバスのサイズは選べませんから、突然の大物だってあり得ます。

軽いルアーをキャストするからと言ってライトタックルでは話にならないので、あくまでもシーバスタックルを前提にしてください。

 

実際の釣果報告

今回の釣行でハクパターンを狙えたのは、下げの30分と上げで1時間くらい。

現地に着いた時には下げのハクパターンは終わりかけていて、シーバスのキャッチには至りませんでした。

その際、地元民のおじさんと色々話をさせて頂いたのですが、自分が到着する少し前まで激しくボイルしていたみたい。

そこで、上げに入ってから同じような水深で、再度ハクパターンになることを期待して移動。

移動した先でも、小さな単発ボイルはあるもののルアーには反応なし。

で、時間を見計らってハクポイントへ。

スマホをいじりながらボイルが始まるのを待ちます。

すると、水位上昇とともにボイルが出始めたので、いよいよハクパターン攻略を実行する時がきました。

ボイルが起こる付近にルアーをキャストして、根掛からないように注意しながらルアーを通します。

で、結果は4ヒット・2キャッチ・2バラシ。

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サイズは50cm弱?

 

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これは小さいセイゴサイズ

 

時間は1時間程度でした。

バラシのうち1つは、ランディング作業に手間取ったためで、一度はネット枠の内側に入ったんだけどなぁ。

失敗だ。

と、真面目にハクパターン攻略をしてみたら、意外と難しくはなかったというのが感想ですね。

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帰りの車で、一人ノンアルコールビールで祝杯を上げながら帰路についた、充実の1日でした!

 

今回、使用したルアーについては改めて紹介したいと思いますので、ちょっとお待ちください。