こういうヤツがいるから、色んな釣り場が潰れていくんだよね。
困ったもんだな。
立ち入り禁止に侵入して釣りをする。
そして死亡事故を起こす。
残された遺族が行政を訴える。
なんだかね。
自業自得ってものでしょ、コレ。
そもそも、ため池ならライジャケ着てれば助かるはずだし、そんな装備もなく危険な場所に立つこと自体が問題なんであって、これで行政やため池の持ち主た訴えられたら可哀そうだよね。
じゃあ、お前はライジャケ着てるのかよ?
ええ、着てませんけど何か?
ライジャケ着てても100%は無いし、釣り場の状況次第でしょ。
テトラ帯で落水したら、場所によってはライジャケ着てても助からない。
テトラの間に吸い込まれたら、死亡確実。
だから、そういう場所は立ち入りが禁止されている。
それに水の流れによっては、ライジャケを着ていても水中に引きずり込まれることだってある。
ラフティングやった時に、インストラクターが言ってたな。
滝つぼを思い出してみればよく分かる。
水中へと向かう流れが強すぎると、ライジャケ着ていても浮かび上がれない。
これは縦方向の話だけど、横方向の話としては離岸流とかが有名だね。
あれも溺れる大きな要因の一つ。
水の力って、物凄いんだ。
それにライジャケ着てても、気を失ってうつ伏せに倒れたら死んじゃうから。
だから、ライジャケ着てれば助かる確率は高くなるけど、それは釣り場の状況次第なんです。
釣り師として釣り場の状況をよく判断すれば、未然に事故は防げるということだ。
さらに言えば、堤防で釣りしてて落水したなんてニュースもあるでしょ?
堤防だって本来は立ち入り禁止だったり、釣り禁止だったりする。
それを漁港の好意で釣りをさせてもらっているだけなんだよ。
そんな堤防で釣りをするファミリーの全員が全員、ライジャケ着てるか?っての。
つい最近も、海に落ちた孫をたすけようとして、おじいちゃんが亡くなった事故があったけど、海に落ちるなんて想像もしてなかったんだろうね。
これって、漁港のせいになるのかな?
で、要点を整理すると
・ため池でバサーが死ぬのと、堤防で良きパパが死ぬのは同じこと
・ライジャケを着る着ないの論争は無意味であること
ということになる。
今回のニュースで、単純にバサーが標的になるとか、ライジャケを着ていないことが標的になるとかすると思うけど、結局は釣り人の自己責任で、釣り場の管理者からすればいい迷惑であることを忘れてはいけないよな。
ついでに言えば、残された遺族も騒ぎ立てるのは止めよう。
悲しみという感情をどこにぶつけたらいいのか、そういう気持ちは分からないわけでもないけど、事故だからねぇ。
事故ってある意味では、事故を起こしたヤツが加害者なわけで、その加害者が死亡したからって被害者になるわけじゃない。
そういう事だと思うよ。
そんなわけで、少しは頭で考えて釣りをした方がいいよ!