パチスロ歴30年、0号機は知らないものの1号機の時代からパチスロを打っている。
そんなちょり坊が贈る、パチスロBEST3を発表します。
とはいっても、星の数ほどあるパチスロの中から3機種だけ挙げるのは無理というもの。
なので、独断と偏見に満ち溢れた個人的見解ですw
選んだ基準は、「1度だけ限定で、お店で打てるとしたら何を選ぶ?」です。
当然、勝ちも負けもあり。
どっちに転んでも、その1回限りしか遊べない。
おそらく設定は「1」。
遊技時間は朝10時から閉店11時まで、打ち切ること。
この条件を満たしつつ、それでも遊びたい台は何か?
では、行きましょうw
- 思い出のパチスロ第3位:キングパルサー(山佐)
- 思い出のパチスロ第2位:アニマル(アークテクニコ)
- 思い出のパチスロ第1位:ニューデートライン(興進産業)
- 思い出のパチスロ番外編
- 今後の規制強化に期待する
思い出のパチスロ第3位:キングパルサー(山佐)
ある意味、1位や2位は強い思いがある機種になってしまいますが、第3位となると選ぶのが非常に難しい。
正直、キングパルサーを選出したものの、色んな名機が頭の中を駆け巡るわけですよ。
かつての2号機や3号機など、面白い台がたくさんあったからね。
しかし、そんな中から第3位としてキングパルサーを選ばせて頂きました。
理由は「連チャン性」「ゲーム演出」「システム」、それらのバランスが秀逸だったからです。
夕方から逆転できるだけの連チャン性を持ち、バウンドストップや連続演出、もちろんリーチ目も。
さらに、ゲーム数管理されたゾーンやストックシステムのおかげでハマリ台でも、どんな状況からでも
キングパルサーは、山佐のニューパルサー発売時と同じくらい衝撃的でしたね。
良く考えたら、キングパルサーまでのパルサーシリーズはどれも名機で、ニューパルサーやビッグパルサーも最高の1台でした。
思い出のパチスロ第2位:アニマル(アークテクニコ)
メーカー発の裏モノと言っても過言ではない、過激なマシン、アニマル。
コイツで人生が変わってしまったと言えるほど、好きな台でしたね。
当時、連チャン機としてニューペガサスも人気でしたが、やっぱりアニマルの方が面白かったです。
何が面白いかと言えば、悪魔のような吸い込み方式もそうでしたが、それと同じくらいにリールの止まり方が話題になってました。
第1リールを止めた時に、リールがブレるというもの。
雑誌にも出てたと思います。
で、このブレなんですが、極めると非常に面白い。
コレ、実はブレでは無くてリールの止まり方全般に特徴がありました。
例えば、ブルッと震えて止まることもあれば、ピタッと妙にしっかり止まることも。
要するに、リールストップ時に何らかの違和感を持った止まり方をすると、ボーナスであることが多かったのです。
また、小役の集中役を搭載してましたが、これもリールの止まり方で判別が出来るほど。
集中役は中リールかキモでしたね。
また右打ちでもボーナスや集中役の判定が出来たり、誰にも知られずボーナス察知が出来たのが楽しい思い出でもありました。
まぁ、雑誌に掲載されている以上の事を、アニマル打ちは分かっていましたね。
昔はそんな時代でしたw
また、極悪な連チャンシステムも存在しました。
アニマルは吸い込み方式なので、天井はゲーム数ではなく投入枚数。
天井が800枚なので、実質16,000円入れれば天井です。
が、それは仮天井。
天井に到達すると、集中役→ボーナスの抽選が受けられるだけ、なんです。
集中役に当選した場合は集中役となり、終了後に再度集中役の抽選、集中役に非当選となった場合に、今度はボーナス抽選を行います。
で、ボーナス抽選にも外れると、仮天井が設定されると。
仮天井の抽選に外れ続けると、実際には天井非搭載と同じことになりますね。
事実、ストレートで8万円入れたこともあるし。
その後、1,000円でカマ掘られ、一撃10万コースを目の当たりにした時は、目の前が真っ暗になりましたよw
実は、第2位としては裏モノのハナハナ30スイカverと悩んだんですが、やはり青春時代だったこともあり、アニマルに軍配が上がりました。
思い出のパチスロ第1位:ニューデートライン(興進産業)
これは文句なしの第1位!
何といってもパチスロを覚えたのが、このニューデートラインですから。
普通の学生だったので、攻略法とかそういったものとは無縁でしたが、パチンコ・パチスロの楽しさを教えてくれた台でしたね。
機械的には大量リーチ目タイプ(今となっては大量でもなんでもないがw)で、そのリーチ目を教えてもらい、紙に書いて覚えたりもしました。
リーチ目の基本は意外と簡単で、各リールにある様々な絵柄が、ボーナス絵柄の代わりをしていて、それらが1直線に並ぶとリーチ目というもの。
もちろん様々な条件もあったのですが、基本的には代替え絵柄を覚えれば大丈夫でした。
また、順押し・ハサミ打ちでの2確目も有ったり、リーチ目の形も今のスロットに負けないだけの美しさがありました。
当時のスロットはリールを空回ししていると、自然に止まったのですが、2リール止めた時点でリーチ目が期待できる場合、おしぼりで盤面を隠してトイレにいったり、リールが止まるまでタバコを吸いながらお喋りしたり、パチスロをゆっくり楽しむことが出来たのも、この時代、この台の良さでもありました。
このニューデートラインからパチスロに入ったこともあって、それ以降も大量リーチ目タイプが好きになっていきます。
山佐のリーチ目タイプは全般的に好きだったし、まぁ、リーチ目タイプが主流だったこともあるんだけど、盤面の3リール、9絵柄で全てを演出しなければならないという十字架を背負った開発陣の努力の結晶がリーチ目に表現されていた時代。
それも、小役目押しとかしなかったから、色んなリーチ目が楽しめたな。
うん、良い時代だったw
思い出のパチスロ番外編
ベスト3以外にもたくさんの思い出に残るパチスロがあります。
やっぱり、レトロ台が中心になってしまいますが、少しだけ挙げるとすると有名なところでは
・スーパーバニーガール
・タコスロ
など。
ちょっとマイナーな路線で言えば
・ポッパーキング
・アドベンチャー
・トリコロール
など。
もちろん、これら以外にもたくさんのパチスロが誕生しては消えていったわけですが、今思えば昔の台の方が面白かった。
というより、面白さを自分で探せた。
今ほど機械的に完成されていない部分の多く、リールの制御方式も様々、面白さの質が色々あった時代だったと思えます。
それに比べると、現在のパチスロは(パチンコも同様ですが)液晶演出が違うだけで中身は一緒。
結局、何が違うの?と言わざるを得ない台ばかりです。
風営法の規制もあるでしょうけど、メーカー毎の特色も見えない機械作りでは、ファンが離れていっても当たり前ですよ。
今後の規制強化に期待する
今後は出玉に対する規制が強化されるようですから、そういった状況の中で各メーカーがどんな台を出してくるのか、楽しみにしています。
出玉以外でファンを獲得できるような、魅力ある機械の開発をしてほしい。
そりゃ、パチスロが成長してきた原動力は、いつの時代も出玉や攻略ですけどね。
ファンサイドの技術介入の余地が無くなってしまった今となっては、ますます出玉性能こそがパチスロ復活の原動力となるはず、だったところに出玉規制。
だからこそ、出玉性能に頼らない面白い台を作って欲しいと思うわけです。
おそらく、開発陣の先頭に立つ年代は、ちょり坊と同じ年代でしょう。
パチスロの面白さをよく理解している人達だと信じて、規制強化に負けない台を出してくださいな。
一世風靡したニューパルサーのように。