最近、ちょっと試しているトレーニング方法、それが「GVT法」です。
きっかけは、肘や肩の痛みに悩まされていること。
何とか筋肥大効果もあり、しかしながら身体への負担が少ないトレーニング方法はないか。
そう思っていた時に、GVT法というトレーニング方法を知ったのです。
GVT法は、最大重量の50%~60%の重量を使い、1セット10回を基本に10セット行うトレーニング方法で、インターバルは60秒程度。
この方法だと、ベンチプレスのマックスが70kgのちょり坊にとって、「70×0.6=42kg」となるので、40kgの重量でたくさんトレーニングすればいい。
40kgなら肘や肩への負担も少ない。
そう、思ったのですね。
さらに、こちらの「リハビリmemo」さんの記事に非常に参考になるグラフがありましたので、紹介させて頂きます。
筋タンパク質の合成率に関するグラフなんですが、若人と高齢者との比較において、高齢者の場合は最大負荷の60%ほどで、効果が最大値となっています。
専門家では無いので何とも言えないのですが、筋肥大を目的とした場合、最大重量の60%以上の重量であれば良いということだと思います。
逆に、筋肥大を目的とするならば、最大負荷の80%や90%でのトレーニングはあまり効果的ではなく、また60%以下の重量では効果が少ないという事でしょう。
自分の年齢が50歳ということもあり、あまり高強度のトレーニングが出来ないこともあって、非常に勇気づけられるデータだと思います。
で、GVT法です。
そう、60%という数字が重なるのです。
また、この記事には
筋肥大効果=総負荷量(負荷量×運動回数×セット数)
という式もあります。
どういうことかと言うと、60%程度の負荷であっても、高回数・高セット数で筋肥大効果が見込めるという事です。
そう、GVT法ですw
これはあくまでも個人的な見解なので、決して正しい解釈とは言えません。
しかし、怪我をせずにトレーニングを続けるために必要なヒントが得られたんです。
で、タイトルにある「なんちゃってGVT法」のお話。
何故、なんちゃってなのか?
自宅でのトレーニングにおいてはダンベルが中心です。
なので、片手で扱えるマックス重量がよく分からない。
という事はマックスの60%も分からないということですね。
そこで、60%という重量は一旦、横に置いておいて、10回10セットを行える重量でトレーニングすることにしました。
それは重量が適正ではないという事、すなわち、なんちゃってGVT法なんです。
先日より、片手10kg、12.5kgとやり、10回10セットをクリアしているので、次回は片手15kgで挑戦する予定なんですが、10回10セットをクリアした段階で重量を上げていくようにします。
そうすればGVT法に近いトレーニングが出来るはず?
これでも、徐々にではありますが成長が見込まれるし、重量が軽い分、怪我をするリスクも下げられますからね。
我ながら上手いこと考えたなw
種目的には、ダンベルプレス・ベントオーバーロウの2種目で、それぞれ週1回のGVT法を行い、その他のトレーニングは適時行うようにしていく予定です。
ただ、状況によっては他の種目でも、なんちゃってGVT法を導入するかもしれません。
5月くらいまでは減量期でもあるし、あまり高重量は扱えない(といっても、たかが知れてますがw)と思うので、高回数・高セット狙いにシフトしてみるのも面白いと思うのよね。
とにかく、一番大切なのは「怪我をしない」ことで、その上でベンチプレス100kgが挙げられたら最高の結果。
頑張りますよ!