ふと、ホントふと思いました。
パチンコ・パチスロが出ない理由。
それは風営法のせいだということ。
そろそろ、風営法を根本から改正する必要があるんじゃないでしょうかね?
あっ、警視庁が権益を独占しているうちは無理かw
パチンコ・パチスロが出ない最大の理由
誰もが知っていると思いますが、パチンコは1個4円、スロットは1枚20円が基本料金。
今はパチンコで1円、スロットで5円なんて貸し玉料金も認められていますが、基本は4円・20円。
こいつが、今のパチンコ・パチスロが出ない最大の理由だった。
そもそも、パチンコ店なんてものは特殊な業種なので、風営法で規制を掛けることは問題ではない。
それはいい。
しかし、規制により貸し玉料金が30年以上も1個4円・1枚20円であることは、どう考えても変でしょう?
だって、30年前と比べたら物価は非常に高くなってるわけですからね。
パチンコ店の経費負担増
今のパチンコ店、その営業経費は莫大な金額になります。
最近では店が大型になり、駅前の個人経営のパチンコ店なんてほとんど見なくなった。
店が大きくなれば従業員数・遊技台数も増えるので人件費・遊技台費も増える。
その人件費・遊技台費も時代と共に高騰するので、客数が同じなら営業利益は少なくなるわけさ。
昔のパチンコ台なんて20万もしなかったけど、最近の新台では40万円する台もあるらしい。
要するに、遊技台の価格は昔に比べたら2倍!
そりゃ~ね、最近のGAROなんて、当たれば台の上に『頭』が飛び出すし、必殺仕事人Vなんて何あれ?
もうほとんどギャグでしょw
お高いと思うよ~。
これじゃ~パチンコ店もやってられないよね。
経営者は経費削減に必死
最近、出玉を計数機に流す光景を見なくなったでしょ?
あれって、人件費削減のためのシステム。
導入時にはそこそこお金が掛かるものの、一度導入してしまえば人件費のように経費が掛かり続けることは無い。
あんなモノ、メンテナンス費はほとんど掛からないからね。
だから、最近のホールには従業員がすごく少ない。
トラブル時に呼び出しランプを点けても、なかなか従業員が来ない、なんてこともよくある。
昔じゃ考えられないよ。
だって、連チャンしたらドル箱持って駆けつけなきゃいけないからね。
懐かしいなぁ。
それと新台入替の時も、1島丸ごと入替なんてほとんど無い。
せいぜい5台とか、バラエティコーナーなんて1台とかね。
高い金出して新台入替しても、機械代を回収する前にお客が飛ぶことだって考えられる。
景気が良くて稼げてる時ならいざ知らず、そんなリスクは負えないよね。
最大の経費削減は出玉
ここまでくれば、もうお分かりだと思います。
そう、一番の経費削減は出玉です。
貸し玉料金が物価に合わせて上げられるのであれば、売上が確保できるので出玉も確保できます。
ほんと、売上次第なんですよ、出玉って。
売上を上げるには稼働率を高める必要があるんだけど、今の時代、お客さんなんて来ないでしょ?
売上が減少する中で、高騰する経費を含めて利益を確保していくには、出玉を絞るしかない。
まさにデフレスパイラルですよ。
だからさ、1玉4円を1円で営業することが許されるんだから、そろそろ上限の4円も改定して1玉6円くらいにしてあげればいいと思うよ。
貸し玉料金によって遊技台の仕様を規程すれば、ギャンブル性もコントロールできるからね。
まぁ、そんなワケで、最近のパチンコ・パチスロが出ない理由について書いてみました。