さてさて、前回の内容で、フックセッティングとか細かいこと気にするな!と書きましたので、TKLM”8/9.5”の微妙なセッティングを無視してフックを交換しますw
もともとST-46#5が搭載されていますが、バーブを潰そうとしたら上手く潰れない。
なので、手持ちのバーブレスフックに交換してしまおうと。
その手持ちのバーブレスフックが、STBL-31だったわけですね。
STBL-31#6を選んだ理由
TKLM”8/9.5”(以後、TKLM80)の説明では、純海水域では低浮力のフローティング、純淡水域では沈み気味のサスペンドらしく、汽水域センサーとして役に立つそう。
ちょり坊が行くナイトポイントでは淡水~汽水域という感じで、ほぼ淡水の方が率としては高いかな?
なので、デフォルトでは沈み気味のサスペンドということになりますね。
さらに、TKLM90よりも20㎝くらい下のレンジを泳ぐらしいので、ゴロタ場などの根がきつい場所では注意が必要になってきます。
出来ればスローフローティングで使いたいなぁ。
そんな思いから、「だったらフックを軽くすればよくね?」と。
それがSTBL-31#6を選んだ理由です。
STBL-31#6に換装
ということで、さっさとフック交換しちゃいましょうかw
交換前
交換後
見た感じでフックが小さいのが分かるよね?
メーカー発表のフック重量表で確認すると、
ST-46#5:0.62g
STBL-31#6:0.45g
なので、差し引き0.17gほど軽くなります。
これが2本なので、合計0.34gの軽量化ですね。
これでスローフローティングになるはず。
実験しましょうw
入浴後のお風呂に一度沈めます。
入浴後の水なので温度は高い状態ですので、冷水よりかはフローティングが強くなりそうです。
さて、フックがST-46とSTBL-31で比較してみると・・・
ST-46の方が沈み気味のサスペンド・・・のはずが、超微妙なスローフローティング?
STBL-31の方が普通のスローフローティングに。
何となく成功かな?
たぶん、TKLM90と同じ感じで使えると思いますね。
実戦結果は
早速、STBL-31#6に換装したTKLM80を持って荒川へ出撃!
風が強くて波立つ状況なので、トップは少し厳しいかな?
水面直下から30㎝くらいまで沈めた方がいいかもしれない。
まさにTKLM80フック交換バージョンの出番です。
辺りはベイトの気配もなければ、シーバスの気配も感じられない。
何度も経験済みですが、普段ならこのまま撃沈するケースです。
選んだTKLM80はレッドヘッド。
これをスローにタダ巻きで。
はい、すぐに結果が出ました!
正直、ボウズを覚悟していたので嬉しい1尾。
風も強く、川の状態はけっして良いとは言えない状況で、フックを軽くしたTKLM80でシーバスをキャッチ出来たので、前回の内容はこれで証明されましたね。
この後、反応が無かったのでミニカリに変えて続けましたが、小さいセイゴが一度ヒットしたもののバラシ、他、バイトが2回程度あったかな?
トータル:2ヒット1ゲット(他、2バイト)
フック交換の感想
今回はTKLM80のフックを交換してみました。
お湯の中ではスローフローティングでしたが、水の中ではフローティング気味のサスペンドに近い感じかもしれません。
使い訳としてh、水面~水面直下をTKLM90で狙い、出なければもう少し下のレンジをフック交換したTKLM80で狙う感じでしょうか。
レンジを下げる必要があるということは、シーバスの警戒心が若干高いと考えられるので、サイズが90から80にすることでもヒット率を高めることが出来るでしょうね。
ということで、ルアーの基本性能は重要ですが、自分が使うシチュエーションによってフックやリング等で調整することは、なんら問題はありません。
釣り場が毎回同じ状況なんてことはあり得ないし、その場での対応力が釣果を左右すると言っても過言じゃありません。
なので、もっと自由に、好きなように釣りをしましょう!