荒川上流域のバチ抜け。
その状況はどの程度なものなんだろうか。
ということで、行ってまいりました。
今回は持って行ったルアーも含めてご報告します。
バチ抜け準備編
最近、ダイソールアーの評判がすこぶる良い、と思っている。
特にコアマンVJに似たジグヘッド。
ネットでも紹介されているよね。
今回は16gを購入したんですが、22gだか23gってのもあったかな?
ただ、今回はバチ抜け調査ということで、それなりのルアーセレクトが必要です。
そこで、ダイソーVJの横にあったシンキングペンシルも併せて購入しました。
見た目も悪くないシンペンですが、細かくみてみましょう。
まずはラトル音。
ワンダーなんかでも、多少はウェイトのカタコトといった音がありますが、これはその音が大きいですね。
バチ抜けの際、「音」という面がどのような作用をもたらすのか知らないので、何とも言えませんが、通常使いであれば有用な時もあるのではないでしょうかね。
次にフック
ネットとかだとフックも良くなっていて、パッケージから出してそのまま使えるなんてブログ記事などもあるけど、こればっかりは嘘ですw
フックに関してはダイソークオリティ。
見にくいけどフックの写真を載せておきます。
写真を拡大すると少しは分かると思いますが、左・中がダイソーフック。
右がSTBL31。
中のダイソーフックは多少使える範疇にありますが、左のダイソーフックは先が丸まっていて使えません。
2本しか確認してないので、正確なところは分かりませんが、以前に比べて多少は精度の高いフックもありそうですが、パッケージから出してそのまま使えるといったレベルにはありませんので注意してください。
さて、ダイソーのシンペンについてはこの辺にして、実際に持ち込むルアーはこんな感じです。
バチ抜け自体、ほとんどやらないのでこれで正解か分かりませんが、「ノガレ」や「エリテン」はあるし、「マニック」や各種シンペンもあるので何とかなるでしょう。
ということで、次は実釣編です。
バチ抜け実釣編
今回、出撃したポイントは荒川上流域の橋脚周り。
100mほど上流には遠浅の砂泥底が広がり、バチ抜けしそうな場所があります。
そこで抜けたバチが流れ着く橋脚を狙う作戦です。
現地到着は上げ残りのような流れがありましたが、橋脚の水の跡からすると満潮から10~15㎝程度は下がっている様子。
水位は下がって来ているものの上げているのかな?
30分程度で水面の流れも止まり、完全に潮止まり。
さて、果たしてバチ抜けは起こるのか?
さらに時間が経過して、下げの流れが出始める。
まだバチの姿は見えない。
30分後、流れもそこそこ強くなってきたものの、それでもバチの姿は見えない。
気温もどんどん下がり、メチャ寒くなるものの、それでもバチの姿は見えない。
気が付けば下げ始めてから1時間半が過ぎ、1匹もバチの姿は見えませんでした、、、
表層からボトムまで丁寧にやりましたが、結局シーバスからの反応はなく、バチ抜け調査釣行初日はノーバイトで終了です。
気が付いたこと
最近、ずっと気になっていたことがあって、それは「上流域には上げ下げの流れはない」ということです。
厳密にはあるのかもしれませんが、河口域における潮の上げ下げといったような流れは非常に少ない。
上げの時間、河口からの上げ潮により蓋をされるため、水位上昇はあっても強い上げの流れは出来ません。
何となく上がってるような感じ?
下げの場合も蓋が無くなったことで始めだけ勢いよく流れるものの、結局は川の流れになるだけです。
ずっと河口域で釣りをしていたことで、意識がそのまんまだったんでしょう。
どうしても上流域での水の動きがつかめない感じが続いてたんですよね。
今回の釣行でその辺の部分がすっきりしたのは収穫でした。
次回予定
さぁ、色々と理解が深まったので次の釣行に活かしたいですよね。
今度は2月最初の水曜日あたり、満月ではなく新月ではありますが、大潮最終日にでも行ってみようと思います。
何とかバチ抜けで1匹、釣りたいなぁw