よく「肩甲骨を寄せる」というフレーズを聞きますよね?
ベンチプレスとか行う際に、肩甲骨をしっかり寄せないと肩を怪我するとかね。
実際、マックス重量70kgに挑戦した時、右肩を少し痛めてしまい、今でも完治していません。
でも、自分ではしっかり肩甲骨を寄せていたつもりだし、「何が悪かったのだろう?」と思うわけさ。
で、最近になってようやく肩甲骨を寄せるポイントと言うか、意識の仕方というか、そういったのものが分かった気がするので書いておこうと思う。
気が付いた2つのポイント
この年末年始で、ダンベルを使ったトレーニング中に色々と試していたんだけど、その時にダンベルプレス等で、どうしても肩が少し痛む。
肩を痛めないように肩甲骨も寄せて動作しているのに、それでも多少痛む。
この肩の痛みを解消するにはどうしたらいいのか、試行錯誤している時に気が付いたんだよね。
そのポイントとしては、フォーム対する意識と、それを実行するための方法の2点。
それぞれについて書いてみたい。
寄せるのではなく下げる
まずはフォームに対する意識です。
ベンチ台に寝転んで、肩甲骨を寄せるのは簡単ですよね。
でも、これではダメだったんです。
ただ寄せただけでは肩甲骨が開きやすく、プレスした際に自然と肩が前に出てしまう事があります。
そうすると肩に痛みが出てしまう。
そうではなくて、肩甲骨を下げる、すなわち肩を下げることが重要でした。
でね、肩を単純に下げるのって出来ないんですよ。
だって直立している状態で肩は下がってますから。
じゃあ、どうするか。
肩甲骨を寄せつつ、そのまま下げるんです。
鏡の前で行うとよく分かりますが、実際はそれほど下がっているわけではないのですが、肩甲骨を寄せながら下げる意識を持つと、自然と胸が開き、肩甲骨が寄り、肩が下がる。
こうすることで、肩が固定されやすく、プレスする際に肩が前に出るのを防いでくれます。
実際にベンチ台に寝る際、肩甲骨を寄せた後に身体を上にズラすことで肩を下げる方法を行ってはいました。
なので、まぁ実践出来ていたんですが、完璧ではなかった。
ただフォームを真似していただけの話で、意識レベルでは理解していなかったんですね。
それが、きちんと理解できたのがブリッジを作るようにした時だったのです。
ブリッジを作ると肩を下げやすい
ベンチ台で肩甲骨を寄せつつ下げるようにすると、自然と背中がアーチ状にはなります。
ある意味、これでブリッジが出来ているように考えていたんですが、これが全く違ったわけ。
ブリッジというのは、ベンチ台に足を乗せて作るブリッジのことで、よく上級者の方とかベンチプレッサーの方などがやっている方法です。
ちょり坊としても、「さすがにあそこまでやらんでも。」という気持ちがあって、あのようなブリッジを作ったことがなかったんだけど、正月休みのトレーニングで試してみたところ、「おぉ!」と目から鱗。
ベンチ台に足を乗せてブリッジを作ると、もの凄く自然に、そしてしっかりと肩甲骨を下げることが出来ます。
その状態から足を下し、ブリッジを固定することで、肩がしっかりと固定されたフォームとなります。
このフォームでダンベルプレスを実際に行ってみたのですが、肩の痛みもなくしっかりと動作が出来ました。
やっぱり、上級者の動作には理由があるんですねw
肩甲骨を寄せるとは?まとめ
トレーニング歴の長い人からすると、当たり前のことかもしれませんが、ベンチ台にベタ寝してる人も多いのではないでしょうか。
それはそれでいいと思いますが、身体の中で「肩」はかなり重要な部位で、ここを痛めるとトレーニングへの影響は非常に大きいんですよ。
正直、数か月は満足にトレーニング出来ないこともあるくらい。
特に、ちょり坊のように50歳にもなると、一度怪我をすると治りも遅いので、出来るだけ怪我をしないフォームを追求した方がいいんですよね。
と、言うことで、肩甲骨を寄せるとはどういうことか、ちょり坊的見解をまとめてみました。
誰かの参考になればいいけどw